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Pasori&Ferica2Moneyを使ってのフェリカ履歴データのGnuCash取込

全景

タイトルがわけわかりませんが、

「RFIDリーダを使ったICOCA履歴をGnuCashへ読み込む方法」

です。

GnuCash情報の老舗、このサイトの方曰く「出来る」と言ってる(ぽい?)ので、RFIDリーダ「Pasori」を買ってみました。

過去記事:GnuCashレビュー

それでは、説明を…

前提

  • Windowsでの作業(XP SP3)
  • もちろんGnuCashもWin版(2.4.4)
  • Pasoriは後期版(黒)のRC-S370

次は手順です、

手順

Pasori(RC-S370)のドライバ&ソフトのインストール

RFIDリーダであるPasoriをUSBでPCに繋ぎます。

XPなら繋いだ途端、自動でドライバ&ソフトインストールしました。 ※本筋じゃないので端折ります。

FeliCa2Moneyをダウンロード&インストール

こちらからソフトをダウンロードします。

インストールして下さい。

ここらへんではハマる要素は無い…と思う。

FeliCa2Moneyを起動、設定を行う。

ソフトが立ち上がったら、以下の設定をしてください。

※赤い囲みの部分

全景

  • 「OFXファイル名を主動で設定する」> On
    • 保存場所を指定しない設定にすると、無言で終了します。
    • (どこに保存しているんだろう…?)
  • 「保存後にOFXファイルを自動的に起動する」> Off
    • ウチのようにMSMoneyと同時にインスコしているところにはこの設定が必要です。
    • (そんなヒト一握りでしょうけど、念のため)
  • 「Ver2.0のOFXファイル(XML)を生成する > Off
    • GnuCash側が対応していません。※後述

その他、JRのカードを読ませたい方は、上部のエリア選択を行って置いてください。 設定が終われば「OK」ボタンをクリックして設定画面を閉じてください。

Pasoriにカードをセットして履歴をOFXファイル出力

カードをセットして、各種対応するボタンをクリックしてください。

※俺はICOCAなので、上から二番目のボタンを押下しました。

ファイル選択のダイアログが表示されるので、保存するファイルの場所・名前を指定してください。

GnuCashを起動しOFXファイルを読み込ませる

起動させたら、「ファイル(F)→インポート(I)→OFX/QFXファイルをインポート」をクリック、ファイルを選んでください。

「勘定科目を選択」の選択画面で科目を選んだ後、「汎用インポート取引マッチング」画面が表示されます。

汎用インポート取引マッチング

個々、右端の「情報」欄をクリックして、「入金」と「出金」の仕訳をしてください。

俺の場合、「財布」と「交通費」の科目を割り当てているので、そこへ振りました。

※2回目からは楽になる…かも?しれませんw

ハマり点

上記の「Ver2.0のOFXファイル(XML)」にGnuCash側が対応していないのを解らず、「ど~~足掻いても文字化けする!」と延々とハマっていました。

ようやく、他の読めたファイルとの違いを探り「ヘッダ部が違う!」と突き止めました。

2.0のファイル

<?xml version="1.0" encoding="shift_jis" standalone="yes"?>
<?OFX OFXHEADER="200" VERSION="200" SECURITY="NONE" OLDFILEUID="NONE" NEWFILEUID="NONE"?>

2.0以前のファイル

OFXHEADER:100
DATA:OFXSGML
VERSION:102
SECURITY:NONE
ENCODING:UTF-8
CHARSET:CSUNICODE
COMPRESSION:NONE
OLDFILEUID:NONE
NEWFILEUID:NONE

コレを差し替えると上手くいき、後で「バージョンか!」と気づいて設定を変えるとここが変化することを確かめました。


小並感

…まあ「全てを手入力しなくて良い」だけで、判断と実際の仕訳には人間系が必要なのは変わりませんが。

間違いがなくなることと、少しでも省力化できるのは俺好みかと。

しかし…履歴は20件なんですね。

一週間に一回、読み込ませないといけないな…ルール化するか。

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