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勉強会行ってみた「合同勉強会in大都会岡山-2016 Winter-」#gbdaitokai

満喫した!継続参加決定!

情報

なんで来たん?

2年前から「行きたい行きたい」言うてたとこで憧れだったのです。

今回、

という温かいお言葉を頂いたのも相まって、行くこととしました。

内容

自身が見たやつのみ、一行まとめのあと感想書いていきます。

1コマ目「Try Azure Machine Learning」

「機械学習」という概念自体の説明と、Azure ML(マシーンラーニング)の使いどころと「こういうことに使う」という例のデモを披露していただきました。


恥ずかしい話、機械学習については完全に乗り遅れてる俺…

なので、概念の構造として、

機械学習 > Neural NEtwork > Deep Learning > 様々な手法(アルゴリズム)

という具象の階層であるのも知りませんでしたし、初学者には「頃合いに集約された」大変良いセッションでした。

Azure ML のデモも「こういうときに使う」「GUIの操作」「学習済みモデルを作ったあとどうするか」などが具体的に示されていて、「今からやりたい」場合にすごくとっかかりに良いなあと。やってかななー!

2コマ目「プログラマが知っておくといいかもしれないCSSのハナシ」

]プログラマがHTML/CSSなどデザインを弄う際のBootstrap,flexboxの「勘所」「取捨選択すべき点」「カスタマイズ点」などを、わかりやすく解説…で良いのかな。


俺はHTMLはかろうじてなんですが、どーも「CSSが最大の弱点」なところがあって…。

なので、このセッションは「すごく自分に値千金」なことが最初からわかってました、が、想像以上でうれしかったです。

微妙に触ってるとこもあって「延長線上で使えるノウハウ」をいただいたので、このスライドは今後何回か活用させてもらいそうです。

3コマ目「ゼロからのプロダクトローンチで学んだこと」

「プロダクトオーナー」として、MallNavi というサービスの企画、実現にかかわってきた中で、遷移してきた「フェイズ」「使った道具」「考えかた」などの知見を「4つのフェーズ(発表中では”期間”と表してた)」「時系に沿って」披露…だと思ったのですが。


最近、自身の経験から「正しい(あるいはあるべき/標準系の)プロダクトオーナー像」がわからなくなっており、かつ「趣味でWebサービスっぽいものを考え始めた」ので「自身がPOになったら」という妄想をする機会が増えました。

そんななか、ちゃんと「哲学」と「方法論」と「経験則」をもって、話されているのは大変勉強になるとともに尊敬でした。

  • 正しいとはなにか -> わからない
  • 手探りでなんとかなる
  • 時間はいつも足りないもの
    • 着実に”1”を積み上げよう
    • このセッションですら時間が足りないように

など、至言が多かったです。

4コマ目「小さなモノづくり(秋の話の続き)」

※すみませんタイトル失念しました

  • 登壇者 : 今井 真人 ( @imaicom ) さん
  • 資料 :

「小さなモノづくり」として「こめつぶpic」を使ってハンダ仕事&サーボやギアなどを使いの「動くモノ」を作る、その際の設計やモデルを「3DCadでモデリングしてきた」のを紹介いただきました。


「Amazonでこういうものを見つけまして…」って言われてた「ルーペズームライト」が必要なくらい細かい「極小ハンダ仕事」、本物も自席に置いてらしたの見たのですが…「こんなん、人間でできるもんなんか…」という圧巻の出来でした。

自身は「ビジネスアプリ出身」で「なんとかノンハンダで物体動かせないか」とかやってきましたが、どーしても「PICとハンダ仕事、5Vとモータとセンサ」に行き着くので、(とはいえレベルが違うのですが)こういうのを生業としている方にはホント畏敬の念ですね。

5コマ目

  • 登壇者 : 岩田 隆治 ( @qt_luigi ) さん GCPUG岡山

登壇者の枠の問題だったのでしょうか、二本立てでした。

「Google Cloud Platform 2016」

2016年のGCPプロダクトの総ざらえ紹介でした。


最近「Re:Inventの報告会」や「DevFest(大阪の)」など行って来たのですが、AWSや(この後出てくる)MSも合わせ「クラウドプラットフォーマーのラインナップは、網羅的に出してきている(かつちょっとずつ違うが似た領域)」という印象を持ちました。

そして、「もう全部触るのはムリ」なので、「名前と出来ることと特性の理解」に力をそそがないなぁと。

「GO 2016」

2016年の「GO界隈の出来事」の総ざらえ紹介でした。


末席ですが一応KUG2の人なので…「大体知ってた!」とか言いたいのですが、全然でしたねw

サイト・記事・書籍、これから読んできたいと思います。

しかし、弱点だったIDEがGoglandによって強化されましたね! Androidの時も思いましたが「言語のIDEが弱いと気づく->JetBrainsが作る」というのがトレンドなのでしょうか?

6コマ目「DjangoとRailsのちがい」

  • 登壇者 : 竹原 正起 ( @kitaindia ) さん
  • 資料 :

口コミサイト salonlist を作られた経験から、DjangoとRailsの違いを「(言語/FWの)思想」「ドキュメント整備」「変化性」「どういうものに向いてるのか」の観点で比較された発表でした。


双方の言語自体を知っている、深めの使用経験があるからこその、大変値打ちのあるまとまった発表でした。

とくに、まとめの「〜なら○○」というのは、経験しないと解らないことなので、(自身でうごかして評価するのを前提としても)役に立ちそうです。

思想的にありがたいのはPython&Djangoかなあ。

7コマ目「Scalaのテスティングフレームワークをつくろう」

「sbtのテスト実行の仕組み」を軸に、 ご自身で作られた「Scalaのテストフレームワーク」への解説でした…かな?


最近、「JavaでのJUnitのトラブルシュートドハマり」「Scala+Gradle+SpringBootのアプリでテスト動かそうとしてドハマり」してるので、ここらへんは解っておいたらきっと楽になる…のでしょうけど、自身実力では全然理解できませんでした。

そもそもScalaのの知識が足りないので、それが「Javaが期待してるのか」「SBTが期待してるのか」「そのプロダクト自体の概念なのか」がわからない…のは、「理解する」とかの問題以前ですね。

8コマ目「ゲーム会社経営ゲーム」

  • 登壇者 : みやたけ ゆき ( @SamuneP ) さん
  • 資料 :
ゲーム開発経営ゲーム from Yuki Miyatake

もーー…まとめられねぇ!感想を言語化できねぇ!間違いなく「台風の目」だった。素晴らしい発表だった!

…動画とか、残ってへんかなw

9コマ目「LT大会」

総勢10名…なのは募集の時点であかってんですけどねw

Excel方眼紙で「HTTPサーバとしてしてそのままかける」という「動く仕様書」を作ったハナシ

※すみません、これも題名失念です。

  • 登壇者 : 山本 裕介 ( @yusuke ) さん

安定の「左右分割スライド」で、右側は「ヨーヨーの話」してました。両方のともクオリティが高い話…をしてさらに時間余して「ヨーヨーのデモ」までしてました。…あのイケメンはバケモノかw

ベンチマークを信じられない

ベンチマークを信用しようとしたら、バグってたり修正が別のブランチだったりして、問い合わせたりプルリク送ってみたりしても「ああ、せやな。」みたいだったので、過信しちゃいけないという話。

著名かつディス鳥に入ってるようなプロダクトでも「そりゃ間違ってるやろどうみても」なバグがあるものなのだな、と「自身もそんなことないと盲信してた」ので、キモに命じたいと思いました。

はやいマシンがほしい

  • 登壇者 : @bleu48 さん
  • 資料 :

中華魔改造した神威太湖之光の話。スーパーコンピュータと異なる特殊なハードウェアソフトウェアが必須になっていている、という話。

「偏った計算方法」で評価しているので「その計測値で勝てるように」設計するとか、戦略っちゃあ戦略だけど、それだけ「一位に躍り出る」ということが重要な世界なのかな、と思いました。(でも中華スコアは胡散臭せーよw)

鳥取のITコミニュティどうすればええだ

鳥取出身のご自身が所属・開催されてるコミニュティの活動の紹介でした。

Javaで最強のFizzBuzz

FizzBuzzを「ふつうにやっても面白くない」ので「要件定義、設計、実装」してやってみよう、というLTがでした。

「持ちつ持たれつ」「最強のピッチャーだ!」など、Yank節炸裂で、笑いを取ってたのがすごいなーと。 (技術的にもきっちりなとこととかかっこいい!)

Windowsでも時刻合わせをしたい

WindowsはNTPサーバとは直接合わせられない…ので桜時計とかw32tmとか使って同期する話。

w32tmの「理由がよくわからない」話を、深く掘り下げているのは、かなり「過去の歴史」と「断片的な情報」を調べる必要があったのではないか、と労を労いたくなりました。

合体事故した話

Eclipse,Doma,Lombokの組み合わせでコンパイルしようとすると固まる…のをトラブルシュートした話でした。

お仕事の関係者がいらっしゃったらしく、喋りにくそうにされてましたが、delombok など「知見の詰まった話」でした。

「32bitマシンが許されるのは小学生までだよね-www」

JUnit5の話

  • 登壇者 : いろふ @irof さん
  • 資料 :

JUnit5(JJUG CCC fallで話した)をテーマに「聞いた人が知ったかぶりできればオレの勝ち!さあ頑張れ聞いてる人ら!」みたいなお話でした。

勢いすごかった!その上わりかし解った…のはなぜだろう?すごいなーと。

ゲームジャムやりませんか?

  • 登壇者 : かふう ( @neyano_jp ) さん
  • 資料 :

岡山Unity勉強会の主催の方で、 GLOBAL GAME JAM @ OKAYAMMA の紹介と誘い、みたいなお話でした。

アイディアソン/ハッカソンに属するものだと思うのですが、(自分もハッカソンに参加した経験から)「単位時間にまとめる」というのは、ホントカッコいいな!と思いました。(憧れてる場合じゃなくてやれってな話ですが)


10コマ目「Engineer is Hero !!マイクロサービスと顔や感情を解析しより良い社会を作ろう」

Microsoftの機械学習サービスを軸に、「表情認識」の実地デモ&動画解説と、「Speach API」等を使った「リアルタイム会話翻訳(翻訳こんにゃく)」の動画解説、「画像認識」「Speach API」を使った「目が不自由な人のための補助解説音声」など、「社会を良くする」というお話でした。


最近特に思うのですが、俺達の仕事は「新しい技術が出てきた時に”組み合わせ”と”アイディア”で、役に立つ”何か”を作ること」なのではないか、と思うのです。(仕事ならベクトルが逆で「これを実現するため技術を探す」とかになりがちですが)

ですので、レベルは違えど凄く共感できる内容だったんですよね。

11コマ目「サーバー監視サービス「Mackerel」インストレーションライブデモ」

ご自身がプロダクト Mackrel に出会い→中の人になった体験と、サインアップ、インストール、設定のデモでした。


Twitterでも何人か言われてましたが、流石の「立板に水」のような実況が印象的なデモでした。

発表ではさらりとされてましたが「そこに行くまで」は並々ならぬ努力があったことと思います。そういう「1つのことに惚れて/目指して」というようなの、凄く憧れますね。

12コマ目「はてなサマーインターンのつくりかた」

はてなインターンの目的や歴史、ご自身が今年「実行委員長」をされた経験からその苦悩や課題など、を発表いただきました。


いつも思うのですが、粕谷さんの発表は、その目指すもの、戦略、実績、顕示が、「すべてハイレベル」でバランス取れていて、凄いなと思います。

13コマ目「ガトリングを撃ちまくりたいお年頃」

「ガトリングクラスタをいっぱい並べてみたい!」という思いから、serfでクラスタ構築した経験と、いろんな言語&FWで作ったアプリを「撃ちぬいた」調査結果をお話いただきました。


「本来なら一台で十分」というところを「いっぱい並べて打ってみたいじゃないですか」から実現してしまうとこ、すごいロマンですよね!

最近特におもうのですが、自分なんて「昨日実現にアップアップしている」状態で、「顧客の価値」を考える場合「実は必要になった際には後回しできない」ここらへんを準備してないのは、おそらく「事故ってから対応することになる」という事態に襲われるのではないかなと。

そういう意味で「STDD」という概念(がこの資料だけのものかは知りませんが)、身につけたいなと思いました。

「ただ貫くのみ!」ってかっこいいw


懇親会 : 忘年会義2016

LT大会でLTをしてきました!

RemotePairProという互助会を作ったはなし #gbdaitokai from Miura Kazuhito

LTする前に @yy_yank さんという方から聞いたとおり

ぼっちになりたくなければLTをやればいい(わかりやすい自己紹介になる)

という言葉どおり! これをきっかけにお声かけていただけた方もいらっしゃり、嬉しかったです。

LT大会の他のLTも、アワード発表も「いろいろとおもろいことがいっぱいあった」のですが…なかば酔っててちょっと適当になりそうなので感想は割愛します。

おまけ : 二次会

その後、忘年会議参加者の数人の方とビールを呑みに行きました。

なんとなく記憶にあるのは…

  • メイクみうみうグレートアゲイン
  • 生産性or価値orKPIとか言い始めたら単位を聞け
  • アジャイル時代に難しいエンジニアの人事評価
  • 2016年だろうがCloudに移行しようが最後の敵は”ケーブル抜け”
  • エンジニア的「マズロー欲求」とキャリアプランニング
  • お客さな〜自分との間で、摩擦の発生は内外問わず「中間層」
  • “量”の設計

みたいなハナシをした気がするのですが…酔ってのウザ絡みをしていたと思うので、参加の皆様ごめんなさい!


小並感

「楽しかった!また来たいです!!」…と締めくくってしまうと、感動がソレに集約してしまうのでw

岡山(以南も含む)のコミニュティは「横の繋がりが強いな」という印象が強く残りました。

忘年会義に「他県から集合」したり、「大都会アワード決め」りとか、(自分が知らないだけなのかも知れませんが)自身の周りでは余りみない文化を知りました。

また、「地元に根付いて生活基盤と仕事を岡山にてやっている」という方のお話を何人かから聞くことができ、個人的には嬉しくなりました。

自身がLTのテーマに選んでいる通り「ITこそ遠隔地で仕事するのに適している分野」にもかかわらず、硬直志向にて”死んでもやらせるもんか!”ところも多い。

そんな中、岡山で(他の地域の仕事)をきっちりやられてる例も聞けて「こういうのが在るべき姿だよな!」と思いました。

一日通じ、お話頂いた方、発表頂いた方、運営の皆様、そしてすべての参加者に感謝!ありがとうございました。

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