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勉強会行ってみた「第8回大阪Jenkins勉強会」#jenkinsstudy

参加だけでなく、登壇もしてきましたよ。

情報

  • 開催日: 2016/12/10(土)
  • 申し込みサイト
  • ハッシュタグ : #jenkinsstudy
  • 何するのか : 大阪のJenkins好きが集まってあーだこーだ言う勉強会…なのかな?w

なんで来たん?

は?Jenkinsデスヨ?行かない理由があるのです?

内容

自身が見たやつのみ、一行まとめのあと感想書いていきます。

1コマ目「なが~いお付き合いJenkinsおじさん - 僕と会社と Jenkins」

QAエンジニアとして、Hudson時代から「会社で使ってきた」Jenkins、その後「個人的にも使うようになった」Jenkins。

CIしてきて、Jenkinsの使用方法の移り変わり、CIサービスへの移行、組織での使いかた取り組み方などなど「現在までの知見」を凝縮したセッションでした。


参加者の興味は「(凄く良く出来ている資料の)CIサービスの網羅表とその知見」のようで、そこに興味があつまり、質問もソコなようでした。

自分の仕事では「超絶閉鎖空間を相手にする」ことが多いので、CIサービスは「使えたらいいけど基本使えない(使ったら殺される)から余り勉強に力が入らない」のですが、 SnapCI は久しぶりに凄く興味が湧きました。

「Groovyを使うとなんでもデキル」の言葉が気になって質問してみたのですが…「プラグインで気に入らないとこあったから、Groovyで内蔵引きずり出して好きなようにコール」みたいなことでした。みんなそういうのやってんですねー。

2コマ目「JenkinsとDockerって何が良いの? 〜言うてる俺もわからんわ〜」

JenkinsとDockerって何が良いの? 〜言うてるオレもわからんわ〜 #jenkinsstudy from Miura Kazuhito

(自分でまとめるのも変なはなしですが)「JenkinsとDocker」という組み合わせについてググった&それっぽいの作ってみた結果発表。


今回、主催者の方から「You,やっちゃいなYO!」での登壇でした。

で、調べものが時間がかかり…時間足りなくなって、結局資料/デモともに未完成でした。

でも、「聞かせたかった人からのフィードバック」「ギークの人の興味を(内容のたった一部ですが)引いた」という、”二人”にはリフレクトしたので、申し訳なくも「やって良かったかな」と。

また、「資料は更新」「その中のでの発見はブログ」と、ちょっとちょっとやってきますので、勘弁してくださいまし♪

3コマ目 「組み込みソフト開発(カーナビ)とJenkinsの活用について、あとAGLについて」

  • 登壇者 : 日下部雄一 with 後輩の方
  • 資料 : ※おそらく世にでません

仕事で取り組んでおられるAutomotive Grade Linux(AGL)でやってることと、基盤&プログラムの成績取りにJenkinsを使っている話、またそのデモ(後輩の方による)をご披露いただきました。


どこまで書いて良いのだろう…まいっかw

なんというか…「見たことのないJenkinsの画面(でも黒帯Jenkinsなので古いからとかではない)」を見ました。

「オレが勉強足らないだけで、知っている人はこんな画面になるのを知ってるのかも?」と思ってたのですが、質問と答えから「(自分たちでメンテしてる)プラグインを盛るとそんな感じになる」ようで。

※全部自社製なのか、「業界や所属団体が標準で出してる何か」なのか、はたまたOSSなのか、それらの組み合わせかはわかりませんでした。

(オレの理解と記憶が信頼できるなら)どうやら、Jenkinsの使い方としては「基盤と”自身たちがOSSに当てたパッチ”のパフォーマンス計測と致命的な破壊の検出に使っている」ようでした。

終わった後、個別に話す機会(後述)があったのですが「私達は多くの皆さんが出会うような”CI/CDのためのJenkins”として出会っていません。そこもやっていきたい。」とおっしゃっていて「そこ!そこっすよなんならオレがやりたいw」とか思いました。

「ドイツ人は仕様書書くのが好き」というの、わからんけどなんとなく「そうかもなぁ」と思いましたw

LT大会

募集枠3つ、飛び入りで1つのクオリティ高いヤーツでした。(内容のまとめは短いので要らないですね)

Jenkinsでやってみてよかったこと・やめておいたほうが良かったこと

  • 登壇者 : くんすと ( @kunst1080 ) さん
  • 資料 :
第8回大阪jenkins勉強会LT Jenkinsでやってみてよかったこと・やめておいたほうが良かったこと from kunst1080

「スキーマ比較」以外はやったことあったので「みんなやるねんなぁ」という感じがしました。

「DBデータの世代管理 & 流し込み & サーバ選択発射」システムは「Jenkinsで作る」のが一番「安くてウマイ」気がしますね。 (もっというと中身はスクリプト化しといて引数で制御、あと「今生きてるDBサーバを何らかの手段で取って」コンボとかに出して…この辺にしとこか)

「スキーマ比較」はやってみたいですね…良いアイデアをいただきました♪

現場でJenkinsサーバのプロビジョニングをAnasibleでAsCodeした話(題名は失念しましたすみません)

  • 登壇者 : おぎあり ( @ogiarisan ) さん
  • 資料 :
Jenkinsを自動で構築してみる話 from Arisa Ogi

(若干他人事でもないのですが)Jenkinsのプロビジョンを「ソレすら自動化するよね」という話です。

JenkinsのAsCodeは「サーバのセットアップ・インストール」以降に

  • (2.0以降は)アクチベーション的なやつ突破
  • システム設定
  • プラグインインストール
  • (場合によっては)アカウント設定
  • ジョブ設定(2.0になっても「ジョブ自体を作るトコ」は残る)

が「敵」「自動化しにくいところ」で、「プラグインインストールをシェルスクリプトにした」り、「XML自体をバックアップして流し込んだ」り、「$JENKINS_HOME丸コピした」り、いろいろするのですが、柔軟性や「〜ごと設定をどうするか(個別な依存性)」など悩ましいですね。

今まだ「これが定番や!」に達してないのですが、誰かおしえてください。

…「アクチベーション的なヤーツ」を突破する方法考えよっとw

巨大不明ビルドと戦う

  • 登壇者 : 奥 清隆 ( @kiy0taka ) さん
  • 資料 : ※これも出ない気がします

「ビルド中に音を流す」を「Websocketなどハイレベルな方法」で実現しつつ「シン・ゴジラネタでまとめる」という…なんともハイクオリティなLTを見ました。毎回すげーなkiy0takaさん。

オレも「ビルド中ではなくビルド後(つまり結果)をXFDと音楽と音声合成で」とかやってたのですが、なんとなく「楽しい」上「(リモート開発でなくメンバーが一所に居るなら)必須だなあ」と思うので、この流れもっと流行れ!

iOS vs CI 激闘の歴史

  • 登壇者 : 前川 博志 ( @Posaune ) さん
  • 資料 :
第8回大阪Jenkins勉強会LT: iOS vs CI from Hiroshi Maekawa

iOSのビルドと長くつきあってきて「いろいろ手段は得た」「が、”金で殴る”のが一番早いわ」にたどり着いた話…というのは少し語弊がありますが。

自分も仕事のため勉強する必要が在るのですが、(取り組むのは少し先なのもあって)「クロスコンパイルやLinuxでなんとか出来ないか」ばーっかり探して「絶望」というループを繰り返しているので、レベルは違えども共感がありました。


小並感

最近は「Jenkinsはもうええんちゃう?」「CIサービスと選択肢の1つとしてJenkinsかな」「メインの話にJenkinsが出てこない」などのセッションが増えてきました。

でも「それも自然な流れかな」と思っていて、(自分も探していますが)「CI/CD勉強会が無い」ということから、「その話したい」「その話聞きたい」人らが、唯一の「ソレ系でプロダクト名が売れてる」Jenkins勉強会に集まってくるのかなと。

そういう意味でも「カタチにとらわれず広い話を扱う場」となれば良いな、と期待は広がります。

…「純然たるJenkinsファン」としては少しさびしくもありますがw

おまけ

終わった後、主催、スタッフ、登壇者の皆さんとお食事に行きました。

そこで、

  1. 日下部さんが「ToBe」「AsIs」を語る
  2. @Posauneさんが「ギーク的に」分析する
  3. @kiy0takaさんが「シン・ゴジラのセリフ」でうまいこと言う

という「新型コント&大喜利」をみてゲラゲラしました。

…これこそ、発表してエンタメにできんやろかなーw

皆様、ありがとうございました。

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