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Kazuhito Miura
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twitter.com/kazuhito_m
入院日記 19日目
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状態
右手
ほぼ変わらず
朝晩に手の痺れ&痛みが少し出る以外は、ほぼほぼ気にならない
が、朝晩の痛みが「際立つ」ようになってるのでは?とも思う
創部
痛い
朝起きる時、引き吊れるような痛み
相変わらず液は出ている様子
肩こり
ずんと重く、痛い
が、昼間ずっと立ち姿勢でいられたことを考えると、微回復しているのかな?
首
動かした時にゴリっとした異物感
こちらは逆に、日に日に痛みが増しているような…
右肩
謎の違和感は継続
なんのタイミングかわからない(血流が増したタイミング?)で右肩前が、じんじんぐるぐる痛む(しびれる?)ようなのが来る
6時半ごろ、検温
そのまま食事まで起きる
8時ごろ食事
パン食に変えてから、朝ごはんはしっくりくるようになった
このパンを白飯に置換すると、ごはん余って上手く行かないだろうし
8時半、コンビニにコーヒー買いに
朝ゴハンの前に買いに行っとけばよかった
食事後、大部屋の横の人としゃべる
あちらから話しかけてくれはった
術後の創部の痛みとかあるし、お話をして良いものか…と逡巡していたのだが
本当に人懐っこく方
自分より人生経験豊富で、趣味については「自身より先輩」なので、しゃべる情報に捨てるとこは無い
それはありがたいのではあるが…話が止まらないなw(おもろいから良いけど
1泊2日の手術・入院とはいえ、術後の不安も相まって、お話したいのかな?とも思う
もともと「おしゃべりな方」だとは思うけれど
ただ…共通項は多いものの、正確や性質はまったく違う人だなーと
初対面でも込み入ったプライベートの話をガンガンするし、オープンマインドが自分以上
普通であれば出会わない人種…と、ともすればそういう人の縁は大事にしたほうが良いのでは?とも考える
10時ごろ、元気に退院して行かれた
メアドを交換した(も、あちらからの提案だったが)
退院したら連絡することとした
ツーリング行きましょねーなど
10時過ぎ、執刀医先生の回診
傷口の状態を見に来る
テレビドラマほどではないが、看護師含め2〜3人引き連れてくるので、ちょいと身構える
名言はしないが、リアクションの「うーん…」感
もう一人の先生?が「液ありますね」「火曜と同じ感じ」って言うてたのが聞こえる
部分的に抜糸?をする
創部は上下に長いが、液が出てるのは「上下真ん中」である
そのため、傷の上と下の縫ってるヤーツ(正確には金属みたいだが)を抜く
「プチッ!チョロッ!」みたいな音とちょい痛な感覚が、連続で首の後ろで展開されてて、少し怖かった
(自分の)感覚的には、まだ退院には時間かかりそう…
部分的に抜糸されたので、回復は回復として進んではいるが
本質的に「首からの液漏れ」が止まらないかぎり、退院は無い
痺れや痛みであれば錠剤の投薬治療ができるし、幹部が首以外であれば自分で処置できる
が、首の後ろの液漏れとなれば常時のケアが必要
「早く治すためがんばります!」の意気込みは良いが…なにかやれることはあるのだろうか
10時半ごろ、停電
「ブゥゥン」という音とともに、自室を含め、館内の電灯がすべて落ちる
昼間だし窓からは日差しがあるので、これといって不自由はなかった
1〜2分後、復帰した
一瞬で復帰、という感じではなく、しっかり停電している時間があった
「防災センターから連絡」という館内放送
外部電源トラブルによる瞬間停電が発生しました
各部署の方は身の回りの点検をお願いします
よく「病院はたとえ停電したとしても、命に関わる機器は無事、影響はありません」みたいな話があるが…
本当にそうらしく、患者につながった「ベッドサイドモニタの異常を知らせるアラーム」の音は、停電の瞬間も途切れることはなく、鳴り続けていた
その後、エレベータで乗り合わせた薬剤師?の方に話を聞くと「奥にバカでかい非常用電源があって…」と言ってた
人生の割合的に「短い期間」であろう入院中に、貴重な体験ができたと嬉しかった
看護師さんも「勤め始めてから初めて」と言っていたので、やはりレアな出来事に出くわせたのだと思う
10時45分ごろ、検温、血圧、抗生剤点滴
「痛みどうですか」の話に、長々と答える
いつもどおり、この日記の最初らへんにある「状態」の下りを、看護師さんに伝える
どうもダダ長く、イラン喋りをしてる…気がしなくもない
きっと「どれか要らない情報がある」のだと思う
ともあれ「患者の状態なので、余すところ無く伝えないといけない(気がする)」という心持ちもあって…
今度「なんの情報が取りたいです?」って聞いてみよう
「土日は暇」は本当なのか?を聞いてみる話
一般病棟に移る際、担当の看護師さんが「土日は暇なんでー♪」という話をしていた
不安な患者を元気づけるリップサービスかもしれないけれど
「実際にそうなのか?」を別の看護師さんに聞いてみた
「手術がない分、そこで仕事は少なめ」という返事だった
点滴スピードの調整
点滴のスピードは、担当看護師さんが計算して調整する
早すぎても遅すぎてもならず、「予定通りの時間」で体に入りきるようにせねばならない
その調整は、点滴の管の途中にある「水滴の落下を見れるとこ」と「ダイアル」を使って行う
以下の画像を参照
そのタイミング調整は看護師さんの計算で行う
多くの方は「Appleウォッチのアプリ」でタイミングを合わせている
今日の担当看護師の方は「懐中時計と手計算」で行っていて、なんかかっこよかった
「三浦さん、おトイレでウォシュレットとかされてますか?」という質問
お風呂に入れない患者は、定期的に「陰洗(陰部洗浄)」と呼ばれる処置が必要のよう
それが必要か否かの判定のため「ウォシュレットしてますか?」という質問とのこと
「いいえ、してません」と答えたら、新たな体験ができたのだろうか?
12時、昼食
お肉!酢の物!お味噌汁!おいしい!!
「メインない問題」に悩んだ、と思ったら「ご飯足らん問題」もあるからなあ
14時半、ルートの刺し直し
ルートを刺し替えるために看護師さんが来た
点滴を流し込むための「針と管」をルートと言う
二人で来て、一人が「後方彼氏ヅラ」してベガ立ちしてたので「なんで二人で来たんですか?」と聞く
経験が足りないから、監督業として先輩が来てるらしい
めちゃくちゃ緊張が伝わってきた
冗談言うて空気をやらかくしようかな?と思ったけれど、集中してるのを妨害するのも悪いのでやめた
終わってから「3人で緊張しましたね」言うたら笑ってた
自分の血管は「刺しやすい方」らしい
だから「新人の経験に選ばれた」かそうかはわからないけれど
15時頃、見舞い
妹と親父が、急に見舞い に来た
なんか「退院いつになりそう?」の問いに答えないから、らしい
失敗した
「来させないため」に、情報を絞って、状態も伝えないようにしていたのに
それが裏目に出て「わからないから行こう」になったらしい
なんなら「知らんまに入院・退院」にしたかった
18時、夕食
ご飯に足るおかずはある…が、しかし
病院食では「あれ?この絵なのに…味がおもてたんとちゃう!」みたいなことが往々にして起きる
今回も「お肉っぽいの」がなんだか薄味で、逆にひじき、酢の物の味が濃かった
ご飯のオカズは三品ある…が不思議な感じだった
20時過ぎ、抗生剤点滴
ルート替えたとこではあるが、抗生剤点滴すると、針のつなぎ目から液が漏れてくる
針先じゃなく、針と管をつないでるジョイント
腕を下げてたが、床に小さな水たまりができる程度には
ジョイント分を少しひねる(締める方向?)と、もれなくなった
「明日、刺し直したほうがいいかもしれません」という話で終了
もう、2/3月も入院してるんだなーと
ただ「創部から液が出ている」だけで、退院が伸びている
入院生活は快適で、なんなら「自宅に居る時よりQOL上がってる」ので、それはそれで良いのだが
逆に「いややー!帰りたないー!」って言うてたら、見舞いの家族に叱られた
自宅の郵便受けだったり、入院費用だったりと、気になることが多くなってきたので
そろそろ、そろそろ傷口がキレイに治ってくれることを願いたい
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