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Ubuntu用Slack公式クライアントのデータバックアップ/移行

いつもうまく行かない…のだけど「なんとなく傾向と対策が見えた」ので、備忘録しておきます。

これを読んで得られるもの

  • Slack公式クライアント(forUbuntu)の設定データの他マシン移動
  • 設定データのざっくりとした構造

前提

  • Ubuntu 16.10
  • Slack公式クライアント(forUbuntu) 2.3.4
  • この記事は確実性を保証するものではありません
    • 環境の違いにより以下の通りにならないかもしれません
    • 上記のSlackクライアントのバージョンの違うものは移行できません

やったこと

原則

Ubuntuデスクトップで、dpkg でパッケージインストールをしていた場合、

~/.config/Slack

ディレクトリに設定があるので、ここを固めて運ぶなり、そのままネットワーク越しにコピーするなりすれば良いです。

もうちょっと詳しく

~/.config/Slack ディレクトリは、以下のファイル構成になっているようです。(プログラム停止時)

  • Cache : キャッシュファイル(バイナリ)が入ってる
  • Cookies : 認証情報がSQLite形式で保存している
  • Cookies-journal : SQLiteのジャーナルファイル
  • Local Storage : チャンネルかDLデータなどのこれまたSQLite形式データ群
  • dictionaries : (おそらく?)言語別情報
  • logs : アプリのログ
  • redux-state.json : 登録しているチームの情報ファイル

しかし、大体が「起動時に都度生成するもの」なので…

  1. Cookies
  2. redux-state.json

の2つだけをコピーorバックアップしておけば良いです。

注意

わりかし、「Slackクライアントのバージョン違いで微妙※に設定データが無効になる」ので、「移行先のSlackクライアントバージョンを合わせる」か「移行できなかったら諦める」くらいの心づもりをしたほうが良さそうです。

※いくつかのチームだけ表示されるなど


小並感

注意のところの事情がわからなくて、ずっと「あーでもないこーでもない」ってハマったりしていたのを解消できて良かったです。

…ま、「他人(他社)が作ったアプリを調べてる」のだから、解消もへったくれもないのですがw

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