入院日記 28日目
状態
- 右手
- 創部
- 肩こり
- 首
- 動かした時にゴリゴリとした異物感
- 日々、直立姿勢で過ごすことが増えてきているため、ここの痛みがましてきている -
- 右肩
- 謎の違和感
- 腕の付け根から肩にかけて「触感が薄い」ような若干の痺れ
- 感覚の鋭敏さが、右肩に比べて95%くらいの薄さになる
5時半ごろ、採血
- 採血する、ということは「執刀医先生が数値を判断する」ということ
- 朝ゴハンには時間があるので、二度寝する
8時ごろ、食事
- ご飯の声で覚醒
- ほぼ「これがここの病院食での朝ゴハンの最適解では?」というような献立が出る
- スクランブルエッグに焼いたハム
- 野菜サラダにフルーツ
- ほしかったもんが全て在る、満点である
- 牛乳を他の場所に隔離しわすれた
- 食事は「傷のためにコレ以外食べてはいけない」という、いわば制限である
- そのため、牛乳も一日一個支給されるこれで一日のコーヒーライフを支えている
- 今日はミルクコーヒーを楽しめない日になった
- 痛恨だ!痛恨すぎる!一日凹む!!

10時頃、体拭き&着替え
- なんとなく、この時間に来るのだろうな、と読めていた
- そして、それは「作業療法リハビリと時間がかぶってる」ので、急いで体拭き&着替えをする
同10時頃、作業療法リハビリ
- と、わかってても急いで着替えても、結局かぶってしまう
- 作業療法士K先生に「患者さんと会話すること、心を開かせることは必須なのか」を聞く
- 自分には凄く話かけてくれて、凄くざっくばらんに雑談から仕事の内容やら何やらを話してくれるK先生
- それは「作業療法として必要としてしているのか」「他者にも同じようにしているのか」が気になったから
- 「必須といえば必須」「だが人によってやり方は違う」という答え
- 多くの作業療法が必要になった患者さんというのは「ある日、疾病に掛かり、手術等を経て”体の状態が急に劇的に変わった”人」である
- その「急転直下の”いつものことができなくなる”喪失感」を、受け入れられないことが多い
- そこを会話でほぐしたり、そんな状況下でも「患者さんとしてはどうありたいのか」を聞き出すのは、作業療法の業務中で重要な仕事
- 多くの患者は「元に戻りたい」が当たり前である
- が、そうならない場合「せめてどういう状態でありたいのか」「何を大切にしているのか」を聞き出す必要がある
- それを知り「目標設定」をするのは、患者さんのモチベーションにつながる
- そのため「心を開かせる」を目的として「トークをする」のは、作業療法士に必要なスキルである
- 以上は要約なんで、少し違うことを言うてたのかもしれない
- と思いきや、急に「話は変わるけど、休み中に奥さんの友達家族と飲んだんですよー」な雑談
- Kさんは「自己開示からヌルっと会話を作り出す」のが上手く「心の距離を一気に詰める」のがうまい
- さすがは「チーム一のベテラン」「この仕事で生き残って来た兵」だと(俺が勝手に)思う
12時、昼食
- 前も書いたのだけど「病院食で揚げ物出るんだ」という感覚
- デザートも果物とヨーグルトとふたつあるし、充実してんだよなー

12時45分、看護師さんが薬もってくる
- 看護師さんが「いいニュースが来ましたよー!」って笑顔で来はった
- 「今日で点滴なくなりますよ!」という意味で明日からの錠剤を持ってきた
- それにしても「好感度を具現化したような笑顔」の方だなーと、素敵だった
13時、仕事
- 談話スペースに移動し、リモート会議
- もうこれにも慣れてきたけれど、やっぱりちょっと気が引けるなぁ
- 多くの人が入院案内や、面会で喋ってるスペース
- ま、臆す理由もないので、やってくけれど
18時、夕食
- ちらし寿司!お吸い物!チキンピカタ!!
- 素晴らしいごちそうでした、最近はなんかすごいなぁ

21時半ごろ、最終の抗生剤点滴
- 夜間の担当は、看護師のHさん
- この方、HCUから出る時に担当してくれた看護師さん
- わけのわからない「距離の詰め方するトーク」の人
- オカン力が高く「面 倒 見」の3文字が人間のカタチをして歩いているような存在
- それでいて、超絶美人である
- 「最後だねー」と言いつつ「アカン、液漏れる!」って対応してもらった
- 「最後やのに、ルート刺し直しは嫌やなー」って言いながら、うまいこと調整してた
- 点滴終わりで「明日からは錠剤」なので、ルートを抜く
- 強烈に逆血(管を血が逆流すること)していた
- それを見て「最後やし、出血大サービスやな!」やて…だれがうまいこといえとw
- 「ドクター・チャーリー」について雑談
- 勘違いしていたのは「病院の全館放送でドクターを呼ぶ」ものであること
- 病棟まで発報の時に伝えて、病院に居るすべての医師を捕まえるためのもの、みたい
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