NBM2

natural born minority

入院日記 18日目

状態

  • 右手
    • ほぼ変わらず
    • 朝晩に手の痺れ&痛みが少し出る以外は、ほぼほぼ気にならない
  • 創部
    • 痛い
      • 朝起きる時、引き吊れるような痛み
    • 相変わらず液は出ている様子
  • 肩こり
    • ずんと重く、痛い
    • が、また少し楽になったのかもしれない
    • 動かした時にゴリっとした異物感
  • 右肩
    • 謎の違和感は継続

6時半ごろ、点滴交換で起きる

  • 眠かったので再度寝る

8時ごろ食事

  • ソーセージと野菜を炒めたヤツと暖かいパン!最高の食事だなぁと
  • 8時半、コンビニにコーヒー買いに
    • もうこれはルーティーンになりつつある

朝食

8時45分頃、横の人としゃべる

  • よくしゃべる方だった
    • カーテンピッシャー閉まってるし、夜の行動とか観てると、どうも神経質そうなので、能動的には話しかけずにいたのだけど…
    • なんとあちらから話しかけてきてくれはった
  • 「同い年ですよねぇ!」とテンション高めの髪の毛を後ろでくくったノリの良い男性
    • 食事の時に「生年月日をお願いします」という儀式があるのだが、自分は大声で言うので、それを聞いていたご様子
  • カーテン越しに「どんな話題をしていたか」をお互い知っているので
    • 尿道カテーテルの話で盛り上がったり
  • 本日今から、手術室へ徒歩で向かう、とのこと
    • 手術の無事を祈ってます!と伝えた

9時ごろ、体拭き&着替え

  • もう「せなかだけ拭く&薬塗ってもらう」で定着した
    • それだきに看護師さんもわかってる仕事は早い早いw

横の看護助手さんたちの作業風景

  • 先の「横の手術に行った男性」の病室から「ベッドを移動する」仕事をしている様子
    • いつも笑顔を振りまいている看護補助職の看護学生さんが、二人してやってた
  • 「暑っっつ!何この部屋…無理やって!」
    • 姦しくてほっこり
      • なんだけれど「そこで3人の患者が暮らしていくんですがそれは」と思いつつw
  • 横の手術に行った患者さんについて、カーテンの向こうから「どこの部分手術するんかな?三浦さん知ってる?」
    • しらんがな!w
    • なんだけれど、それ知ってて答えても問題にならない?

9時15分ごろ、作業療法士の方が来て、リハビリへ

  • 昨日、作業療法士のKさんが「なんかわからんけど、急に自分のプライベートな話をグイグイ来た」のに対して
    • 「昨日、日記書いて考えてたんですが、なんかの考えあってのことですか?」と聞く
      • 「さぁ、(昨日の自分は)なんやったんですかねぇ?」との返事w
    • 基本「話したいことを話している」ので、深い意図があったわけではない、と
    • とかいいつつ、今日も、昨日の話の「Twitterで見つかった元婚約者」との馴れ初めを自分から話振ってきたけどw
  • 自分の現在の奥様も、件の元婚約者も「職場で出会った」という話
    • やはり、医療関係者は職場恋愛・職場結婚が多いのだなーという印象
    • そうやって振り返ると、若い看護師さん・看護助師さん同士で「終わったらどこ飲みに行く?」の話していたし、職場の仲間の親密度が近い…のかもしれない
  • 自分は、Kさんの仕事っぷりとトーク巧者であることを尊敬している、ということを本人に伝える
    • 2秒間を置いて笑顔で「騙されてますよ」って返ししてきたのに笑ったw
    • でも、2週間ほど「階を移動してマッサージ」を続けて来たけれど、その間「会話が途切れた記憶がない」ので、やはり聞き上手、話題の膨らませ上手なのだと思う
    • 「他の患者さんとはどんな会話してるのか」を観測するABテストができないのが残念

10時ごろ、抗生剤の点滴

  • 看護師のM女史は、提案系で凄く良くしてくれている方
  • 手術の傷口の確認
    • その時「自分の傷って見えないですからねぇ」と言うと「撮りましょうか?」という提案
      • せっかくなのでスマホで撮ってもらった
      • 太めのプラのワイヤーで、ホチキスみたいなんが5,6個留められてた
      • それよりも、周辺の肌の荒れや関連するフケのほうが気になった
  • めっちゃくちゃ、雑談に付き合ってくれる
    • もっとも「痛みの状態はどうですか?」などの、こちらの情報取りも間にうまいことやってはるのだけど
      • そういう意味でも、この自然感、この人もトーク巧者だと思う
  • 話付き合ってくれるついでに「自分はいつ頃退院できそうか?」を聞く
    • 無論「今話すことに一切の責任を持たなくて良い」「ご自身の直感で良い」ということを伝えた上で
    • 発言に慎重であるのもあるだろうが「わからない」という返事
    • ただ「もう抗生剤の指示は”今日まで”となっている」「明日、執刀医の回診がある」など”明日が何らかの判断の日”であることは教えてくれた
  • 傷口の確認で「未だ浸潤液が出ている」ことはわかっているので…
    • 予想としては「もう少し先かもしれない」と予想している
    • 月末だろうかなー?ま、仕事はできてるので良いのだけれど

手術創部の様子(見たい人用、人によってはグロなので注意)

12時、昼食

  • ハンバーグ!ご飯が捗るなー
  • 少し眠たくて眠る

昼食

14時半ごろ、となりの人が手術から帰って来た

  • 手の手術で、全身麻酔から冷めて「寒い」って言ってたので、エアコンの温度を上げた
  • 話してみるとめちゃくちゃ話が合う人だった
    • 同い年、髪の毛伸ばしている、格闘技経験者、年齢観、悩み…かなり似ていたため意気投合
    • アパレル関係のお仕事らしい
    • その言葉自体は使ってないが「ミドルエイジ・クライシスって辛いし、わかってくれないよね…」というのを共有できて、かなり嬉しかった
  • 何より!「バイクで全国旅行」の先輩だった
    • 日本中、バイクで旅行した、とのこと
    • 北海道、九州、四国をこれからツーリングするのに「ここ行ったらいいよ!」「この装備なら楽だよ!」のヒント・アドバイスをてんこ盛り貰った
  • こういう出会いもあるもんだなぁ、と感慨深かった
    • 以前入院したのは小学生の時だったことを思い出して、同室の人と仲良く話してた光景がふろt蘇った

18時、夕食

  • 茶碗蒸し、久々だったので格別に美味しかった

夕食

夕食後、大部屋の隣の患者さんとしゃべる

  • あちらから話しかけてくれる
    • まー話が止まらない、ずっとしゃべりはる
  • とはいえ「話に付き合う」という感じではない
    • 多くの「ツーリングの有用情報」をあちらから教えてくれる
      • 北海道・九州の宿泊施設、野営グッズやその方法、持っていったほうが良いもの、etc…
    • こちらとしては大助かりだったりする
  • 自分の術後のことを思い出した
    • 術後、全身麻酔から解けた直後は、えも言えぬ「寒気」に襲われる
    • HUC(集中治療室)にベッドごと運ばれて、四肢すべて動かしてはならない状況
    • その状況に「強烈な不安」から「誰かと話していたい」という寂しさを感じていた
    • 自分にはいなかったけれど、そういう人がちかくに居れば幾分マシだったかなーと
    • そういう想像をしながら、エンドレスな会話を明るめに続けていた

22時ごろ、入眠

  • 眠気の波が来たので、逆らわず「いまやー!」と布団をかぶる
    • 入院前から不眠であり、こういうのを「上手く捕まえねば眠れない」ので、全力で乗っかる
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